親の七光り
木村拓哉、工藤静香夫妻のお嬢さんがモデルデビューされるとか。
「親の七光り」で叩かれる2世芸能人も多いのに、デビューする2世は後をたたない。
なんでかな〜、と思う。
一人一人それぞれ理由はあるんだろうけど、まずは「親の仕事が楽しそうに見える」ということなのかな。
サラリーマン家庭に育つと親の仕事を見ることなどまずない。
だけど小学生ぐらいになると親の仕事に興味が出て、親に色々訊きだしたのをうっすら覚えている。
具体的になんと答えたのかは覚えていないが、親から仕事に対するネガティブな印象を受けた事は確かで、だから私は親の仕事に憧れなど全くなかった。
芸能人の方々が子どもに仕事の事をどう言ってるのか知る由もないが、大勢が憧れ、チャレンジしてもなかなかなれない「芸能人」が親である事は誇りだろうし、少し大きくなれば経済的に恵まれてる事にも気付くだろう。
20年来国民的人気者のパパと、結婚してから露出は減ったもののトップアイドルのママから生まれた少女。
数多いる芸能人の中でも特別な存在の父母を見て育てば、芸能界にネガティブな印象を持つ可能性はゼロに近く、芸能人になろうとするのは自然な事なのかも、と思う。
ただ「その他大勢」で育った私は、夫妻のお嬢さんと同じぐらいの容姿、実力の人が、彼女のためにはじかれてしまう可能性を考えると、多少もやっとしないでもない。。