日大の上層部
一連の報道を見ていると、もうアメフト部がどうこうという域を超えてしまった。
アメフト部の前監督内田氏は、日大の常任理事で人事担当で、誰も彼に物申せなかった様子。
日大トップの田中理事長も内田氏を辞めさせられなかった。一部報道によると内田氏に弱みを握られてるとか、いないとか。
これだけ連日大きく報道されてようやく、内田氏は監督に次いで理事も辞任するらしいが、辞任なら退職金も出るし、関連会社の役職は手付かずのままだとか。
上層部は、もう、全く、学生の方を向いていないのだ。
田中理事長は学生時代、かなり強い力士だったらしいし、内田氏もアメフト選手として鳴らしていたらしい。
二人とも強面で体格がかなり良くて、別に恫喝などされなくても、大抵の人は「怖い」と感じ、彼らに何も強く言えないだろう。
それは彼らの出世にとってはラッキーで、信頼できる人間関係を築くにあたってはアンラッキーだったんじゃないだろうか。
上に立つ人がやり手で、かつ、聖人君子なら、独裁政治ほど効率の良いものはない。
だけどそんな人はいないし、仮にいても安泰の地位が続くと徐々に腐っていく。
歴史で何度習った事だろう。
歴史を繰り返すのか、新しい歴史を作るのか、日大アメフト部員の団結にかかってるのではないだろうか。
私は、新しい歴史が見たい。