藤崎マーケット
今週の千原ジュニアの「座王」では、藤崎マーケットの田崎さんが安定感抜群に優勝した。
モノマネでは「給食時間に隣のクラスから来るヤツ」とお題を言い、??と思っていたら、大おかずをこぼしてしまい、顔を引きつらせながら隣のクラスにもらいにくる小学生を見事に表現した。
こういう、周りに一人はいそうな、少し癖のあるキャラクター、特に子どもや学生を表現させると、田崎さんは天下一品だ。
番組はまだ中盤だったけど、その時点で田崎さんの優勝を確信したっけ。
藤崎マーケットは「ラララライ体操」で一世風靡した後、かなり低迷してしまった。
ひょっとしたら関西以外ではまだこのイメージのままなんだろうか?
前に読売テレビ「ガリゲル」でトキさんが語っていたが、まだ芸歴が浅い、引き出しのない時にブレイクしてしまい、有名番組に次々呼ばれるようになるも結果が出せず、当時はかなり追い詰められてしまったとの事。
結局トキさんの希望でブレイク時にも上京はせず、関西に残った藤崎マーケットを、お笑い好きの人々はずっと見てたに違いない。
当時乳幼児だった子どもを抱えていた私は、劇場にこそ行けなかったけど、関西ローカル深夜番組で頑張るお二人を、やはり見てた。
ブレイクした「ラララライ」も好きだったし、その後よくやっていた「おるおるモノマネ」も好きで、もちろんコントや漫才も頑張っていた。
そして結果を出した。関西の漫才の賞を獲り、キングオブコントも決勝進出し、もう関西のお笑い好きに彼らを「一発屋」と言う人はいないだろう。
もしまた全国の色んな番組に呼ばれるようになったら、今なら確実に結果を出せると思う。
何かきっかけさえあれば。
ダイアンやかまいたちのようになって上京する日が来るのか、関西で仕事していくのか。
どちらにしても、私は楽しみだ♪
ただ田崎さんは、去年ガンを罹患されている。まだ病後であることだし、体にだけは気をつけてほしい。