五つ星ホテル
ちょっと前、旅番組を見るともなしに見ていると
「こちらはなんと、五つ星のホテルなんですよ!」
と、タレントさんが話してる声が耳に飛び込んできた。
五つ星ホテルか〜。いいなあ。一回ぐらい泊まってみたいなあ。
そうつぶやいてから、ふと思った。
20年ぐらい前に行ったバリ島旅行で泊まったホテル、あそこ良かったなぁ。あそこは星がついてたりするんやろか。。
気になって調べたら…星、ついてた!
五つ星だった!!
なんや〜。
私、もう泊まってたんやん^^;
インターコンチネンタルというホテルで、立派な造り、ラグジュアリーな内装、プールありプライベートビーチあり、バスタオルは使っても使ってもまた持って来てくれる。最高!!
とは思ってたけど…五つ星だったのね。
最高なはずやわ(^-^;
今から考えたら、20代の安月給会社員がよく泊まれたなと思う。
思い当たるのは、当時の「円の強さ」しかない。
バブルは弾けていたとはいえ、日本経済は今から思えばまだまだ強かった。GDPもまだ中国に抜かれてなかった頃。
若い私は知らず知らず、その恩恵に預かっていたんやね。。
あれから結婚して子どももでき、ローン返済中の身にもなり、五つ星ホテルなんて、もうとても泊まれない。
それよりも、若かった私は強かった日本経済の恩恵を知らず知らず受けられたけど、子どもたちにはそれは全く期待できない世になってしまった事に、大人として責任を感じてしまうのだった。