あらほうしブログ

好きなお笑いの事と日々の雑感を綴りたいと思ってます。

介護の仕事とは…

 

ミキの亜生くんは漫才師になる前、介護の仕事をしてたそうだ。

 

その時のことを前に雑誌のインタビューで答えていたのだが、「体がキツくてとてもじゃないけど長く続けられる気がしなかった。」と書かれていたのが衝撃だった。

 

亜生くんが介護の仕事をしていたのは大学を卒業した後すぐの数年だから、22.3歳。一番体力がある年代だ。

 

しかも亜生くんは学生時代ずっとサッカーをやっていたという。若い男性の中でも一際体力のある層であるはず。

 

なのに、「体がキツくてもたない」と、漫才師になる事を考える前から悩んでいたのだ。

 

介護の大変さはずっと叫ばれているからある程度認識はしていたが、若い男性が根を上げるレベルなのかと、ショックだった。

 

雑誌やネット記事でも介護士の悲鳴であふれている。

 

ある記事によると、患者から暴力やセクハラを受けるのは日常茶飯事だという。

 

それに対して「我慢するように」などという上司がかなりいるらしい。

 

なんで? 暴力はれっきとした犯罪なのに。

 

少なくともそんな人は施設から出て行ってもらうべきなのではないのか。

 

若い男性が根を上げるほど体力的にキツく、暴力やセクハラも我慢させられるとなると、そりゃあなり手は少ないよなあ。。

 

これから老人が加速度的に増えていく日本。

せめて介護を担う人に充分な報酬を、と思いつつ、どんどん貧しくなっていく国でそんなことは果たして可能なのか…と、暗澹たる気持ちになるのだった。

 

せめて、犯罪行為には毅然とした態度を取ってもらいたい。