東京に行く大阪芸人
たまたま観たスピードワゴンMCの、Abema TVの「上京芸人」。
かまいたち、稲垣早希ちゃん、大自然が上京芸人としてゲストで出ていて、大自然までが東京に行った事を知りショックを受けた。
大自然の白井さんが、上京の理由として「大阪では、はいっ!どーも!! みたいな芸人が好まれるから」と言っていたが…
私が今、大阪の若手で好きなツートップがセルライトスパとロングコートダディ。2組とも全く「はいっ、どーも!!」タイプではない。
そういえばここ数年で上京して寂しかったのが、アイロンヘッドとGAG少年楽団。やはり2組とも「はいっ、どーも!!」タイプではない。
それと同時に、上記の4組に共通してるのがコント師という事。
「5up劇場」が閉館して「よしもと漫才劇場」ができてから、コント師の活躍の場が減ってしまっているんだろうか。
もしそうならお笑いが文化である大阪の、大きな大きな損失じゃないんだろうか。
昔、二丁目劇場で「漫才禁止令」なるものが出た時期があったと聞いた事がある。
それに反発して漫才をやめなかったのが、中川家と海原やすよともこだと、何かの番組で見た。
その2組は今、よしもとの大看板に成長した。
もし禁止令に従って漫才をやめていたらこうはなってなかったはず。
吉本興業という会社は曲がりなりにも100年以上続いている興業のプロ中のプロ。一ファンに過ぎない私に知り得ない事情が山ほどあるのはわかるけど、どうか漫才、コントにかかわらず、若手が才能を伸ばす場を守っていただきたいと、切に思う。