西郷どんを見て思い出した事
大河ドラマ「西郷どん」を見て、数年前の鹿児島旅行を思い出した。
鹿児島と言っても霧島温泉がメインだったので鹿児島市内は半日ぐらいしかいなかった。
幕末好きの夫と、歴史一般好きな私は、正確な名前は忘れちゃったけど、鹿児島中央駅からそう遠くないところにあった「鹿児島歴史資料館」的なところに行った。
残念ながらほとんどの展示を忘れてしまったけど^^; 幕末期の鹿児島の城下の地図を見て「あ、幕末の志士たち、みんなご近所さんやん」と思ったのは、はっきり覚えている。
なぜこれだけをはっきり覚えているのかはちゃんと理由があって、20代の頃、萩に旅行した際、幕末の志士たちの生家などを回った時に、全く同じことを思ったからだ。
薩長ともに、幕末の志士たちは「ご近所さん仲間」だったのだ。
それを知った私はがっかりだった。
明治維新の事は詳しく知らない。だけど維新が成ってからかなり長い間、薩長の人材ばかり優遇されていた事は歴史の授業で習った。
な〜んだ、身内で周りを固めただけか。
まあ、あれから100年以上経った今でさえ、権力を持つと身内で周りを固めたがる人は多い。
薩長の起こした維新にケチをつけたいわけじゃないけど、巷によくいる「幕末大好き」おじさん達に、この事をどう思ってるのかちょっと訊いてみたい気もする。
まあ私は、ちょっとダサいんちゃう? と、思ってるけどね。